現在、ポーカーといえばテキサスホールデムを指すことがほとんどです。
このポーカーは基本的にプレイヤー同士の対戦であるためスキルや戦略で勝つことのできる言わば「勝てるギャンブル」です。
勝つために勉強や経験を積むこと必須ですが、ルールを正確に把握しておく必要があります。
まず初めにポーカーのハンド(役)の説明からです。
画像はKKPokerのゲーム内での説明で使われてるものです。
個々のカードは強い順から並んでいます。
A>K>Q・・・・・4>3>2
もっとも強いストレート:T,J,Q,K,A
もっとも弱いストレート:A,2,3,4,5
A(エース)はハイとローの両方のストレートに使えます。
1回目のベットを行うフェーズです。 この時点ではプレイヤーに2枚のカードが配れています。プレイヤーは配られた2枚の手札を見て勝負するのか降りるのか決めます。
画像はポーカースノーウィーの6MAXです。
黄色で囲ったUTGと呼ばれるポジションから時計回りにアクションをしていきます。
プリフロップで選択できるアクションは以下の3つです。
フォールド:ゲームから降りること。
コール:自分より前のプレイヤーと同額をベットする
レイズ:自分より前のプレイヤーよりも上乗せしてベットする
誰もレイズをしなければ、BTNのプレイヤーが、コールまたはフォールドした時点でプリフロップは終了です。もし誰かがレイズをした場合は、誰かがレイズしなくなるまでゲームは続きます。
プリフロップが終わったら、チップを1箇所に集めます。これをポット(POT)と呼びます。
BBに対してコールで参加することをリンプといいます。
これは初心者がやりがちなミスで、基本的にやっていはいけないことになっています。
理由は相手をフォールドさせることができない。相手のレンジが読めなくなってしまうなどです。
リンプがダメな理由、リンププレイヤーへの対処
2回目のベットを行うフェーズです。中央に3枚のカードが配られます。このカードを共通カード(コミュニティカード)と呼びます。
流れは基本的にプリフロップと同じですが、SBとBBの強制ベットがないので、新たにチェックというアクションが追加されます。
チェック:場にチップがない場合に限りベットせずに次のプレイヤーへパスすることができる。場にチップがあればチェックはできない。
全員がチェックをした場合はその時点でプロップは終わり、もし誰かがベットしたらコールかレイズしかできません。
プリフロップ同様に誰かがレイズしなくなるまでゲームは続けて、フロップ終了時にはポットにチップを集めます。
3回目のベットを行うフェーズです。4枚目のコミュニティーカードが追加されます。後はフロップと同じ手順を繰り返します。
最後のベットを行うフェーズです。5枚目のコミュニティーカードが追加され、プレイヤーは手札とコミュニティカードを照らし合わせながら5枚の組み合わせを決定し、勝負する手役を完成させます。後はフロップと同じです。
リバーが終が終わり、勝負に残っているプレーヤー同士で勝敗を決めます。一番強い役を完成させた1人がポットに集められたチップを全て獲得することができます。1ゲーム終わったらBTNが左隣のプレイヤーに移り、プリフロップからまた始めます。
引き分けの場合はポットを人数分で分配します。
端数はSBに一番近い人に分配されます。
プレイヤーのテーブルの上に置いてあるすべてのチップを賭けることを「オールイン」といいます。
ルールとして一つのフェーズが終了し、次のフェーズに進むためには全員同額をベットしなくてはなりません。
そのため、手持ちのチップの額次第で「コールしたいのに、手持ちのチップが足りない」という状態が発生します。この場合、ゲームに参加し続けるための唯一の方法がオールインです。
一つのラウンドでベットされたすべてのチップは一箇所に集められ、この「ポット」獲得するためにゲームが進行していきます。
ポットは最終的に勝ったプレイヤーの総取りとなりますが、「少ないチップ」でオールインして、勝負に勝てれば「ポット総取り」というきわめて不公平な結果となるからです。
このような不公平を防ぐため、誰かがオールインを行うと、それまでにチップを集めたポット(メインポット)とは別に「サイドポット」がつくられ、それ以後にベットされたチップはすべてサイドポットに集められます。オールインしたプレイヤーは勝利してもメインポットのみの獲得になるので、不公平なチップの総取りを防ぐことができるわけです。
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